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  1. 吉祥寺が舞台|映画「さよならケーキと不思議なランプ」

吉祥寺が舞台|映画「さよならケーキと不思議なランプ」

エリアコラム2015/10/08 10:10

bausu本作は、吉祥寺という土地、街を愛し、その発展を願う一心で映画を撮り続ける武蔵野映画社の最新作です。 「さよならケーキと不思議なランプ」は2014年の4月に吉祥寺のバウスシアターで初公開を飾りました。 武蔵野映画社の取り組みは常に意欲的です。 本作までに3作品を発表しており、いずれも吉祥寺の街を舞台として、武蔵野市、吉祥寺に住まい、日常を営む人々が描かれています。 作品はすべて初公開を吉祥寺の映画館バウスシアターで飾り、地域住民の注目を集めてきました。 吉祥寺への思い入れを映画作りに投じ続ける武蔵野映画社の取り組みには一貫性があります。 そのユニークな活動で注目を集める彼らの最新作「さよならケーキと不思議なランプ」では、配役が話題を呼びました。主演男優には、今作が俳優初挑戦となるアーティスト、堂島孝平さん、ヒロイン役には官能的な演技で注目を集める一方、少女のように快活な笑顔で人気を博す新進気鋭の若手女優、平田薫さんが据えられました。
二人が今作で取り組むのは、「大切な人」を主題に置いた、心温まるヒューマンドラマです。

構成的、心情的にも吉祥寺が舞台となるあらすじとみどころ

物語は田舎の小さなケーキショップから始まります。

店のオーナーの娘であり、パティシエ見習いである「アキ」は自信の新作を前に口元をほころばせています。
ところが、アキが自信作につけた値段を父は厳しく批判します。
半人前がつけていい値段ではないと切り捨て、梅垣義明演じる父はにこりともしてくれません。
平田薫演じるアキは、自分を認めない父に怒って家を飛び出してしまいます。

――そしてたどり着いたのが、吉祥寺にあるとあるカフェ。

カフェの店主此野岸(堂島孝平)はケーキ作りが苦手なようで、どうやら店内の客足はまばらな様子。
アルバイトとしてカフェで働き始めたアキは、店じまいを考えていた此野岸を思いとどまらせます。
アキは自慢のケーキ作りの腕を振るい、少しずつ客足は延び始め、ついには完売を達成するほどに。

経営状況を立て直し、ケーキを美味しく頬張る吉祥寺の人々に祝福されて、アキはすっかりご機嫌です。
しかし、そんなあたたかなムードを一つの奇妙な要素がからめとり始めます。

――そのカフェと此野岸には、とある秘密がありました。

それは、カフェに置かれている不思議なランプにまつわるものです。

物語としての本作のみどころは、カフェを訪れる客たちが各々胸に秘めている「大切な人」との思い出にあります。
それは此野岸自身にもあり、そして、映画を見ているすべての人に多かれ少なかれ喚起されるはずです。
しかし普段は各人が胸に秘めた思いが表沙汰になることはありません。
アキの作ったケーキが引き寄せた来店客の胸の内をときほぐしたのは、此野岸が大切に置いている不思議なランプの力でした。ランプは灯っている間だけ、この世を去ったはずの人々を蘇らせることができました。
来店客たちはランプが見せる思い人との再会を果たし、蘇る思い出に浸ります。
その思い出の舞台はやはり吉祥寺なのです。ここで、吉祥寺という街を物語に深く絡ませたいという製作者の思いが強く感じられることでしょう。

吉祥寺が舞台だからこそ成り立った「さよならケーキと不思議なランプ

この映画の心地よい雰囲気は吉祥寺を舞台としたからこそ成り立っているのだと、視聴後にははっきりと納得させられるでしょう。
例えばこの映画で拠点となっている「カフェ」といえば、吉祥寺の代名詞といっても過言ではありません。
劇中のカフェに漂う暖色の気配は、吉祥寺のカフェを知る人が見ると思わず「ああ、こんなカフェ、吉祥寺にあるよな」とその頬を緩ませてしまうものがあります。
そして不思議なランプという道具立ても吉祥寺の街と、やはり奇妙な調和を感じさせます。
ランプは此野岸がハーモニカ横丁で手に入れたものという設定ですが、この実在のハーモニカ横丁は、たしかにこのような不思議な品が手に入ってもおかしくないような雰囲気を醸しているのです。
狭く雑多で穴倉のような、極めて店舗の密度の高いハーモニカ横丁は、かつて闇市として栄えた場所でした。

――今は吉祥寺が誇る観光名所です。

ところでこの「さよならケーキと不思議なランプ」の見どころの一つにキャスティングがあるというようなことを、冒頭で軽く触れました。
おそらく堂島孝平の声は、ミュージシャンを本業として活動を続けてきただけあって、女性なら思わず聞きほれてしまうトーンを有しています。
穏やかで、非常に落ち着いた、高すぎず、低すぎもしない声色なのです。
「大切な人」に思いを馳せるカフェの店主が、この美声で過去を語るのです。

――この上ない適役ではないでしょうか。

そして少々温厚すぎる気配が漂う本作全体の物語を、平田薫の女性的な快活さがぐいぐいと引っ張っていきます。
此野岸とアキの名タッグにご注目ください。

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